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プラス+マガジン VOL.5 |
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〜 『転換期に入った住宅業界を乗り越えるために』その3 〜
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今回は「新しい知識や技術の出現」です。
近年、液晶テレビやプラズマテレビの出現で、リビングのスタイルが変わって きました。
やがてテレビとパソコンの一体化もやってくるでしょう。 壁掛けテレビが主流になれば、リビングの壁が重要となり、 間取りも変わってくはずです。
また、現在は「暮らしのシーンを豊かににしたい」というニーズが高まっています。
次々に雑誌やメディアがライフスタイルの提案を仕掛けてきます。 新しい技術や知識の出現によって家づくりにもチャンスが出現するはずです。
インテリアや家電製品を含めて考えてみて下さい。
<プラス経営 代表取締役 森優貴より>
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プラス・マネジメント講座「マーケティングとイノベーション」3 〜 チャンスの発見 その3 〜
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前号のVol.4では、「イノベーションチャンス(変革の機会)」の4つの要素のうち、
1.市場(業界)とニーズのギャップ 2.価値観の変化、ものの見方・感じ方の変化 3.人口構造の変化
の3つまでを解説してきました。
今回は4つめの要素である
4.新しい知識や技術の出現
について解説します。
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新しい知識や技術の出現
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時代が進むごとに新しい知識や技術が出現します。 最近の住宅業界では「免震」などがこれに当てはまります。
このようなハイテクの取得は、開発にかかる費用や人材などの問題から中小の 工務店では難しく、どうしても大手ハウスメーカーの領域になってしまうことも 事実です。
しかし、新しい知識や技術といっても、何も「ハイテク」だけではありません。
「ローテクに活路を拓く」戦略も存在します。
特に「手作り」が売り物の中小の工務店にとっては、こちらの方が戦略的に成功 する可能性が高いのではないでしょうか。
例えば、「手漉き和紙の照明」や「自社でこしらえた塗り壁」などの、
「昔から存在したものに新しい価値を加えて提案する」
という方法です。
それは、仕様や設備などの「モノ」だけで勝負するのではなく、「テイスト」で 勝負をするということになります。
そして、「テイスト」で勝負するということは
「ライフスタイル」の提案で勝負する
ということにもつながるわけです。
また、その勝負に勝つにはライフスタイルを「トータル」で提案できる
「ライフスタイルデザイン力」
が必須となります。
つまり、「建物」だけではなく、
「緑(ガーデン)」と「暮らし(インテリア)」のデザインを
「トータル」に提案する力が必要だということなのです。
みなさんの中には、
「『建物』以外のものまで提案してしまうと、『緑』や『暮らし』に 予算を取られてしまい、『建物』の利益が減ってしまう…」
と考えてしまう方がいるかもしれません。
しかし、利益額を問題にするならば「建物」「緑」「暮らし」のトータル で粗利25%を取れるようにすれば、その懸念は無くなるはずです。
「建物」1800万円+「緑」300万円+「暮らし」300万円=「トータル」2400万
というようなパッケージプランがあっても良いのではないでしょうか。
実際に、お客様は「建物」だけで生活するわけではなく、
結局、いつかは「庭」や「インテリア」をどこかで探してこなければいけない ことになります。
最初から、自分に合うスタイルでトータルの提案をしてくれる会社があれば、 彼らにとっては本来それが「ベスト」なのです。
そして更に、その提案の中に
「感動を与える」→「癒される・楽しめる」
という要素が含まれていたら、かなりの確率で満足いただけるのではないで しょうか。
最近、住宅雑誌が面白くなくなったと言われるのは、「ライフスタイル」が 入ってないからです。
むしろ住宅雑誌以外の生活雑誌(例えば「男の隠れ家」など)の方が 「ライフスタイル」が入っていて、当然ながら販売実績も好調のようです。
こんな現象も「ライフスタイル」提案の重要度を物語っています。
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チャンスを発見したら何をすべきか
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ここまで、チャンスを発見する4つの視点を紹介してきました。 そしてここから、以下のことを考えてみてください。
●どんな人たちの
●どんなニーズに対応するために
●どのようなことをするのか
●そのためにはどのような変革(イノベーション)が必要か
●そのためにはどんな行動が必要か
そして「自分独自の視点」でチャンスを発見することにより成功への方策を 描いてください。
必ず、新しい発見が見つかるはずです。
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〜【編集後記】〜
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今号の中に
「昔から存在したものに新しい価値を加えて提案する」
というフレーズがありましたが、それについて最近改めて感じることがあります。
5〜6年前から目に付く傾向ですが、
TVドラマやCMなどでバックに流れる音楽が、昔流行った曲が使われるケース が非常に多いということです。
「クイーン」や「ジョン・レノン」などの往年の名曲を始めとして、
国内、海外問わず、70年代や80年代の流行した曲が流れています。
また、本人ではなく、現在活動しているアーティストが、 「トリビュートアルバム」と称して、それらの曲を再発売しているのも目立ちます。
そして、我々もそんな曲を聞くと、何気なく気になってしまうんですね。
こんなところにも
「昔から存在したものに新しい価値を加えて提案する」
というコンセプトが存在するのです。
同様なことは他にもたくさんあると思います。
そんなことを考えながらTVやインターネットを見ても面白いですよ。
それでは、次号もお楽しみください。
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